警察と市役所〜上級国民は逮捕されないのか〜 | 気楽に気ままで気軽に読める”なるみや”の元公務員ブログ

警察と市役所〜上級国民は逮捕されないのか〜

 

 

池袋の事故以来、上級国民というキーワードが生まれました。

 

池袋で事故をしたものが 旧通産省工業技術院 の院長であったことから、社会的に地位の高いもの(上級)は逮捕されないのかという事で上級国民と言われています。

 

今回は警察の逮捕について、上級国民に関連した記事です。

 

市役所職員がなんで警察の逮捕についての記事なんか書けるんだ?と思う方もいると思いますが、警察と市役所って結構繋がりがあるんですよ。

 

窃盗事件や傷害事件を起こす人は市役所が関わっていることが多々あります。

 

市役所の窓口に何度も相談に来ている場合や生活保護を受けていたり、公営住宅に入居していることがあります。

 

その時に警察から個人情報について照会があるんですね。

 

家族構成だったり、親族の情報、いままでの経歴や市役所の対応記録などです。

 

 

捜査関係事項照会

 

照会といっても電話や窓口に来て「〇〇さんの情報について教えてください」と言われても教えません。

 

個人情報保護法で個人情報の取り扱いが厳しく守られています。

 

そこで警察から公的に文書で依頼されます。

 

それが「捜査関係事項照会」です。

 

根拠法令は刑事訴訟法第197条2項です。

 

警察署長名で照会があり、   みだりに本照会に関する事項を漏らさないようにと同条第 5 項によって求められます。

  

見本は以下です。

  

  

 

 

上級国民だと逮捕されないのか

 

 

警察から照会に来ている内容として、たまに被疑者の身体情報について聞かれます。

 

というのも被疑者が逮捕された後に送られる拘置所は福祉施設ではないため、被疑者が高齢の場合やケガをしている場合には逮捕ができないからとのことです。

 

中にはそのことを逆手にとって、警察が現れるとケガをしているフリをしている人がいるため、事実確認として警察から照会がくるんですね。

 

今回の池袋の事件では、上級国民と呼ばれていますが、高齢者で証拠隠滅の恐れもなく、留置所・拘置所が耐えられないと考えたのでしょうね。

 

 

被疑者を無理に拘束して何かあれば警察が非難を受けます。クレームに怯えるのは市役所も警察も同じですね。

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