児童相談所職員は怠け者なのか(札幌市児相に関連して) | 気楽に気ままで気軽に読める”なるみや”の元公務員ブログ

児童相談所職員は怠け者なのか(札幌市児相に関連して)

 

 

選挙事務についての記事を書く予定でしたが、札幌市の児童相談所の対応がニュース多く取り上げられていますので、今回は児童相談所についての記事を書きます。

 

 

はじめに・・・”都道府県”と”政令市”は違う

 

まず、最近ニュースになっているのは”札幌市”の児童相談所であって、”北海道”の児童相談所ではありません。

 

グーグルの口コミを見ていると、”北海道”の児童相談所に対してクレームをいれている方が多くいるようですが、異なる事業主体ですからお門違いです。

 

セブンイレブンのクレームをファミリーマートにいれるようなものです。

 

 

ちなみに・・・

 

一般的に県庁>市役所 ですが、政令市(政令指定都市)は県の権限が多く委譲されてますので、県=政令市とみなされています。

 

北海道についても、札幌市内は札幌市役所の児童相談所がそれ以外の市については北海道庁が担当しているようです。

 

 

本題・・・なぜ市役所は行動が遅いのか

 

まず、件数の問題です。福祉の仕事は件数が非常に多くすべてに手が回らないというのが実情です。

 

次に、虚偽の通報の問題です。

 

最近は虐待に対する市民の関心も高まってますから、少しでも子供の泣き声が聞こえるようなものなら、通報が来ることが多くなりました。

 

しかし、その通報のすべてが真実という訳ではありません。

 

実際に調べてみると虐待は確認されず、通報した人が以前相手先と近所トラブルを起こしており、隣人が気にくわなないから何度も通報していたケースがありました。

 

中には、遠く離れている場所に住んでいるにも関わらず、隣人のふりをして、相手先を貶めるために通報しているケースもあります。

 

虐待は命の問題でもありますが、全ての通報を信頼して相手先に強硬的に対応すれば、別の問題を引き起こしてしまいます。

 

通報を受け相手先の自宅に訪問したが、実際に虐待が確認できなければ相手先からクレームが入ります。

 

相手先からは「誰が通報したのか」「通報した人の言葉だけ信じるなんて差別的扱いではないか」などと言われます。

  

一度このように事態になると、通報者、相手先両方から市役所が標的になりやすく、市役者が民事トラブルに介入してしまうことにもなります。

 

通報のあった事案に対して虚偽の通報かどうか見破ることが出来なければクレーム対応が業務を圧迫し、結果的に本当に虐待をされいる子供たちに割くことがてきる時間が無くなってしまいます。

 

そうならないように市役所では、周りの人に話を聞いたり、他の部署などに情報提供を求めたりと外堀を埋めてた後に、相手方との直接対応に入ります。

 

個人情報の関係もあり、調査中の情報は一般市民の方に公表されません。

 

そのたために一般市民から見れば、「市役所は何も動かない」と見えてしまうのでしょう。

 

 

知り合いの児童相談所職員

 

知り合いの児童相談所に勤めている人は児童虐待をする親から子供を引き離すことだけが仕事なのではなく、児童虐待を事前に防ぐということを信念に仕事をしています。

 

親のストレスが溜まると虐待するケースが多いため、時間外であっても担当している親の希望にそった時間に訪問して話を聞いたり、生活している「〇〇が分からない」と担当している親から相談があれば、業務外の内容であっても調べて支えたりしています。

 

まるで専用の執事のような献身ぶりでした。

 

 

札幌市の児童相談所の職員がどのような人達なのかははっきりとは分かりませんが、子供たちのことをしっかりと考えている児童相談所の職員もいるということを多くの人に知ってほしいですね。

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