ドラマとリアル「健康で文化的な最低限度の生活」(第7話、第8話) | 気楽に気ままで気軽に読める”なるみや”の元公務員ブログ

ドラマとリアル「健康で文化的な最低限度の生活」(第7話、第8話)

どうも、こんにちは。市役所職員のなるみやです。

市役所職員から見た「健康で文化的な最低限度の生活」の第7話、第8話の感想です。

◆ケンカツ 第7話

えみりがケースワーカーの仕事を通して成長していく中、同期で初めから優秀であったケースワーカー栗橋(川栄李奈)。

今回は彼女のお話でした。

栗橋が担当していた生活保護受給者の中林(池田鉄洋)から勤労の意思が見受けられないとして生活保護受給の停止処分を下そうとしました。

しかしその後中林には識字障害があることが発覚しました。それによって栗林は生活課課長から叱られてしまいました。

優秀な栗林も壁にぶつかって成長していく良い話でした。

識字障害の方は私も経験したことがありません。

しかし、実際に栗橋と同じ立場になったとしても生活保護の停止はできないでしょうね。停止することで一人の人間が健康で文化的な最低限度の生活が送れなくなるかもしれません。

確かに、今回のケースでは原因は中林が識字障害であることを言わなかったことにあるかもしれませんが、問題が生じた場合にはまず市役所の判断が間違っていたと世間から責められるでしょう。

私にはそれを耐えるほどの覚悟も勇気もありません。きっと他の市役所職員も私と同意見でしょう。

栗橋のように市民と毅然とした態度でせっすることができるのは、とても羨ましいですし尊敬します。

◆ケンカツ 第8話

アルコール依存症の生活保護受給者の話でした。

生活保護受給者で酒を飲む人の話はよく聞きます。

酒を飲んで酔っぱらった状態で市役所に電話をかけてくる人もいます。中には昼間からお酒を飲む人もいます。

生活保護費が振り込まれた後の居酒屋では受給者を多くみかけたなんて話も聞きます。

生活保護費は最低限度の金額のはずなのですがお酒を飲む余裕があるのかと私ですら少し不快な気持ちになります。

そのうえ、そういう人たちから「この税金ドロボウが!!」と怒鳴られることがあります。こちらに落ち度があって税金ドロボウと怒鳴られるのは仕方がないと思いますが、理不尽な理由で怒鳴ってくる方ばかりです。

例えば「昼間寝ているところに市役所からの手紙がドアポストに届いた。その音で目が覚めた。昼間に寝ている人間もいるんだから配慮しろ」というものです。

アルコール依存症の赤嶺(音尾琢真)は「今回こそは酒を飲むのをやめる」と何度も言って何度もその約束を破っています。

私も市民の方と約束することはあるのですが、何度も破られています。そういった経験が続くと、市民の方がみんな嘘をついているように思ってしまいます。

もちろんすべての市民の方が嘘をつくことなんてないと分かっていますし、市役所職員として市民の方を疑うなどとあってはなりません。

えみりも初めと比べて成長していますね。重く暗い事例が多い福祉部署に配属されると、人間が鍛えられる気がしますね。

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